SAPマーケット


SAP市場は2019年末時点で世界全体での売上高が約3兆3,000億円を超えました。
また、ドイツをヘッドクオーターとするSAP社は世界190ヶ国で440,000社の顧客を抱え、経済誌フォーブズが毎年選出するフォーブズ・グローバル2000にランクインする企業のうち92%がSAPの顧客となっています。

日本国内においても導入企業は2000社を超え、SAPジャパンの総売上高はグローバルの2倍以上の成長を達成しています。
また、現在のコロナかの状況でもクラウド部門の21%増をはじめ、SAP市場は伸び続けています。
しかし、SAPが認定する認定パートナーは限られており、SAP導入スキルを持ったコンサルタントの不足は現在も続いています。

SAP2025年問題は2030年問題へ延長


SAP社は2020年2月4日、「SAP ERP(ECC6.0)」のサポート期限を「2025年から2027年へ延長する」ことを発表しました。さらに、サポート終了後のオプション延長保守サービスについては、「2030年まで提供する」ことも明らかになりました。S/4 HANAへの移行を検討していた企業にとって、2025年問題は2030年問題へと5年間延長されたことになります。

2030年へとサポートが延長されたことにより、高需要の状態が2030年まで保証されることになりました。このようなSAP社の動きもあり、これからも長期的にSAPコンサルタントの需要は続くものと思われます。


SAPクラウドの採用


クラウド化については、「2018年日本でSAP S/4HANAを採用した顧客の6割がクラウドERPを採用するなど、オンプレミスよりクラウドを選択する顧客が多くなっている」という記事が出ています。
「2020年もS/4HANAはもちろん、オンプレミスソフトをSAPのマネージドサービスでクラウド運用するSAP HANA Enterprise Cloudにも注力していきたい」とSAP社は言っています。また、業界別のアプローチや、さまざまな分野のSaaS型クラウドソリューションの提供にも力を入れるそうです。